WASY-LOG

たいした話はしません

電通大に編入して半期を終えた

はじめに

今年度の電通大の編入試験も終わりましたね.合格した皆さんおめでとうございます.
ぼくが編入試験を受験してからも1年以上が経ってしまったようで.時の流れは速いですねえ.
bey.hatenablog.com
さて,春に電通大の総合情報学科に編入し,そんなこんなで前期末試験を終えてレポートも一通り提出しました.ようやくこれから本格的に夏休みという状況になったため,大学についての所感や前期の振り返りなどを書いたりします.
特に電気通信大学に編入する/したい方に向けた内容を意識しますが,それ以外の方も適当によろしくお願いいたします.

大学について

あくまでもごく個人的な主観ですが,大学についての所感です.

電通大の良いところ・悪いところ

良いところ

狭い

ご存知のとおり電通大は大学院と1つの学部しかない小さな大学です.よってキャンパスがコンパクトで基本的には講義間の移動に消耗しません.

そこそこの立地

京王線の特急停車駅である調布駅から徒歩5分程度の立地です.新宿まで15分くらいといったところでしょうか. キャンパスは狭いですが,駅の方に行くと少なくとも生活にはあまり困らない程度には色々あります.あと調布駅北駐輪場として優秀.

トイレが綺麗

トイレがそこそこ綺麗な建物が多いです.現状大学構内ではトイレの個室が一番落ち着きます.

研究環境

ぼく自身まだ研究に着手していないので実感したわけではありませんが,研究室のバリエーションはお隣の東京農工大なんかと比べても豊富なように思います.
基礎研究も応用研究もできますし,産業寄りのことや心理学が絡んでくるような人間のこと,果てはメディアアートのような分野を扱っている研究室も存在します.
また分野によっては高名な先生がいたりもするみたいですね(あまり詳しくない).

パーツショップ諸々

電通大のメインの敷地から甲州街道を挟んで向かい側にマルツの店舗ができました.本当に最高.
西東京営業所 | マルツオンライン
このマルツはまあそこそこの品揃えがあるのですが,土日は定休で営業時間は9:00〜19:00となっています.しかしこの春に開店したマルツの隣のセブンイレブンでも電子部品などを多少扱っています,品揃えは乏しいものの24時間365日営業なので,半導体を買わなければ泡を噴いて倒れる病気に突然かかっても安心です.
それと生協にもこのセブンイレブンのものと同程度の規模のパーツコーナーがあります.

UECコミュニケーションミュージアム

大学構内にUECコミュニケーションミュージアムという施設があります.歴史的に価値のあるオーディオ機器や計算機,真空管などがたくさん展示されておりメチャクチャ楽しいです.HPから展示物などを確認できます.
展示物の例


あとこんなイベントもありました.

すた丼

徒歩5分のところにすた丼があります.電通大構内でやたらにんにく臭い人間がいたらぼくだと思って構いません.

悪いところ

サークルが少ない

前述したように小さい大学なので当然ですが,サークルの数は多くないです.ちょっとマイナーな活動をしたいと思っているならインカレサークルを視野に入れるべきです.
ぼくの場合はスカバンドとかケルト音楽をやってるサークルがあればとか思っていましたが,存在しませんでした.

履修可能科目のバリエーション

これも単科大の宿命ではありますが,総合大学と比べると履修できる科目の幅が狭いです.受講者数も全然いない上に内容もわけがわからないといったような謎の講義を受けようと画策してる人もいるかもしれませんが,あまり期待しない方がいいかと思います.

研究室配属

研究室配属が遅いです.


これは1つ上の編入生の先輩のツイートですが,第一希望が通った人でも配属先が決定するのは年末になるようです.3年になる時点で既に研究室に配属される大学もあることを考えるとウーンとなってしまいました.

オタク

オタク大学なのでオタクが多いです.まあこれ自体は悪いことではないんですが,構内にいるときに限界インターネットワードなどが耳に入ってくるとかなり厳しい気持ちになります(個人差あり).
もちろんSNS上でも同学のオタクが元気いっぱいなためどんどんブロックしたアカウントが増えていきます.

長期休暇が短い

履修科目によって変わってはきますが,冒頭に書いたように8月後半になってようやく前期履修科目のレポートから解放されました.また夏休みが始まるのも今年度の場合8/10とかなり遅めでした.
学費のコスパを考えると悪いことではないんですけれど,周りが早い時期に長期休暇に入っているのを見てしまうとやはり精神的にちょっとくるものがあります.というか他の大学はちゃんと15回分講義やってるんですかね?
冬休み・春休みも同様に始まるのは遅めみたいです.

多摩グラウンド

編入生は多くの場合単位が認定されるため関係ありませんが,必修体育で野外スポーツをやる際は多摩グラウンドと呼ばれているところに移動します.この移動に徒歩で20分ほどかかるらしく(ぼくは行ったことありません),学生の不満の源となっています.

ごはん

大学構内にある生協食堂は可もなく不可もないといったところです.ぼくは特に不満を感じていないのでよく食堂を利用しているのですが,大学周辺にも飲食店はある程度存在します.
駅周辺には牛丼チェーンやミスタードーナツがあったり,大学の正面辺りにはマクドナルドやそこそこ安い弁当屋,あとは電通大生御用達の中華料理点である食神などがあります.あとすた丼もあります.
調布周辺の飲食店についてはこちらに詳しいので参考として.
napier.hatenablog.jp

図書館

他の大学のものと比較するとどうなのかはわかりませんが,電通大附属図書館にはそこそこのバリエーションの理工系専門書があります.情報科学分野は流れが速いために内容が少し古くなってしまったものが多いですが,開館時間内であればカウンターから気軽に図書の購入希望を提出することができます.専門的・技術的な内容の書籍だとまあ通してくれるはずです.
他にも理工系の主要な学会の学会誌が読めたり(人工知能学会とかはなかった),他大学の博士論文の概要集も置いてたりします.出身高専の教員の博士論文を発掘できないものかと図書館の奥を漁っていたら戦時中に刊行された雑誌を掘り当てるというハプニングもありました.




ちなみに高専の出身学科の教員10人中博士論文を発掘できたのは2人だけでした.
大学の附属図書館には一般書や読み物はあまり置いていませんが,調布市立図書館にはその手の本もたくさんありますので,併せて利用するとかなり捗ります.

生活について

大学生活についてです.

入学式

面倒くさかったので出ませんでした.後から聞いても編入生向けの話はほとんどなかったとのことなので,編入生は特に出る必要はありません.

単位認定

入学式が終わると単位認定マラソンが始まりました.単位認定を受けるために各科目に対応する教員に主にメールでアポを取り,高専時代の教科書やノート・実験資料などを持って研究室に突撃を繰り返します.これで4月は丸ごと消えました.
ただ2018年度の編入生からは編入先が情報理工学部でなく情報理工学域となり,単位認定のシステムもこれまでとは変わってくる可能性が高いため,詳しくは書きません.
先輩が既に色々記録を残してくれているので,気になる人はこの辺を読んでおけばいいと思います.
cllightz.hatenablog.com
nishikino3.hatenablog.com
marin72.hatenablog.com
今年度はどうやら認定が厳しめだったようで,ぼくの最終的な認定単位数は65単位でした.特に低年次の必修英語の認定要件が例年に比べてやたら厳しくなっており(英語関連科目の単位認定担当の教員が変わった),通年で1年生に混じってSpeakingクラスを受ける羽目になっています.勘弁してくれ.
単位認定に関してもう少し書くと,先輩のエントリにも書かれているように1年次必修の科学実験2つはレポートがガンガンでるため最優先に認定されにいくべきです.
また今後は学科編成がぼくの代までとは変わるため単位認定に関する情報はかなり少なくなります.わからないことなどあれば@wasyroまで気軽にどうぞ.可能な範囲で協力します.

人間

入学式の前に編入生向けの説明会があります.この時に編入生同期用のSlackチームを作りました.ここで過去問や学生呼び出しの情報などの共有などを行っています.単位認定に関する情報交換もしていました.
サークルにでも参加しなければ内部生と友達になるのはかなり難しいです.編入生同士で助け合いながら学生生活を送ることになるかと思うので,最低限その環境は整えましょう.

履修と講義

総合情報学科の3年前期の実験はC, JavaScript, Python, Schemeをそれぞれ数週間ずつ触るといったものでした.これは他のコーディングを行う講義にも言えることですが,大学のシステム上環境がかなり古かったりします.自前のラップトップで実習を進めたりすることも可能ではあるので,宗教関係で問題がある人にはそんな感じでやったりしています.
実験レポートは実装だけで8割方が完成するような感じで,高専時代のそれと比べるとかなり楽でした.他学科ではしっかりとした実験レポートが求められることがあるようで,結構苦しんでいる人もいました.
総合情報学科の専門科目は全体的にレイヤが非常に高いように感じます.ちゃんと手を動かしてモリモリ計算するような科目がほとんどなく,ほぼ文系科目だろみたいなのが一周回って専門科目として存在しています.おそらく情報・通信工学科との差別化を行うためにそうなっているのでしょうが,これらの学科は情報理工学域ではI類として統合されています.正直なところ学科選択ミスったなあ.
また期末のレポートや課題だけでなく,隔週や隔月のレポートが評価対象になる科目を多く履修したため,普段の自分の時間がかなり圧迫されてしまったように思いました.履修登録は計画的に.

サークル・バイト

サークルには入っていません.学域への編入となってからどうなるのかはわかりませんが,ぼくの場合は前述のように単位認定で4月は潰えたため,サークル紹介などには一切参加しませんでした.そもそも編入生は新年度に構内を歩いていてもあまり勧誘を受けないので,サークル参加に関して積極的に考えている人は自分で情報を集めましょう.
バイトに関しては5月末頃から某ベンチャー企業で働いています.都内の大学に通っているとこういうことがしやすくて良いですね.
また電通大では3年次にインターンシップに参加することで2単位もらうことができます.インターンについては色々検討して実際に企業オフィスに話を聞きに行ったりもしたのですが,結局参加しないことにしました.

研究室関連

大学として開催している,研究室の様子を直接伺うことができるイベントが前期のうちに2回あります.1回目はオープンラボという大学院の入学希望者向けのイベント,2回目はオープンキャンパスです.
これらが開催される日程では実際に気になる研究室に足を運ぶことを強くオススメします.
ぼくは興味の対象が変わったり研究室公開で内部事情を耳にしたりと色々があったため,現在は入学当時に考えていたところとは別の研究室を志望しています.
またこれも学域ではどうなるかわかりませんが,情報理工学部では学科によっては他学科の研究室に配属されることも可能です(総合情報学科では認められていないようです).研究室公開では他学類の研究室でも気になるところがあれば話を聞きに行くべきです.
なお,自分の所属で他学科(他学類)の卒研室配属が許されているかは卒研配属関係の担当教員に問い合わせる必要があります.おそらく専門科目の単位認定の担当教員と同じですが,教務課に行って担当が誰か確認するのが確実です.

しるこサンド

大学西側にある100円ローソンにしるこサンドが置いてあるのでよく利用しています.

おわりに

単位認定の話題の際にも書きましたが,その他にも履修に関してや過去問のアレなど,@wasyroに連絡してもらえれば協力できるかと思います.II類やIII類の専門については正直わかりませんが,対応する学科に編入した同期の連絡先を斡旋するくらいはできるでしょう.
それと現時点ではまだ何も決まっていませんが,2018年度編入生向けの説明会がある辺りで編入生の懇親会を@OperaLegendくんとかと開きそうな感じがあります.編入予定の方はぜひご検討ください.